ドローンを用いた特殊伐採作業の実証実験
ドローンによる伐採木の運搬
一般社団法人ドローンビジネスサポート協会様と株式会社WOODMAN KAMAKURAとの合同で特殊伐採現場におけるドローンを使った伐採木の吊り上げ運搬の実証実験を実施しました。

市街地や建物のそばに立つ木の伐採では、切った木をそのまま下に落とせない現場があります。道路や建物の上に枝がかかっている場合、落下による事故リスクを避けるため、ロープで吊りながら少しずつ降ろすか、クレーンを使うという方法が主な手法となります。
こうした現場課題の新たな解決方法として、今後「ドローンによる吊り上げ搬出」という手法が一つの選択肢になるのではないか?という視点から、今回の実証実験を実施する運びとなりました。

まずは静止した木材の吊り上げ作業。
今回使用したドローンは80kgまでの重量を運搬できる「DJI FlyCart 100」という機種です。
ドローン自体の大きさもかなりのサイズ感となります。

次に20kg程度の軽めの枝の吊り切り作業をテストしました。
比較的低い位置にある枝に実際に伐採士がロープクライミングで登り、ドローンのフックに枝を接続し幹から切り離すという流れです。
ラフタークレーンでの吊り上げ作業をドローンで行うイメージです。
実際の動画はこちらになります。
今回は3本程度の枝を切りましたが、最大で70kg弱までの枝の吊り切りを試すことができました。
実際に伐採作業にあたらせてもらったうえで下記のメリット・デメリットを感じました。
メリット
・伐採位置から離れた場所への伐採木の運搬が可能。
・重機が入れず、なおかつ地面に伐採物を下ろすことができない条件の場所への侵入が可能。
デメリット
・バッテリーの駆動時間に制限がある。
・ドローンの躯体が大きく、バッテリー充電のための発電機を含めた設置場所が必要となる。
設置スペースなどの条件が確保できれば、例えば墓地の中や崖地などでの枝おろしや伐採には効果を発揮するのではないか?という新たな可能性も感じることができました。
本実験はPRTIMESでもご紹介いただきました。
ドローンで伐採木を直接吊り上げ運搬、鎌倉市で高木特殊伐採を実施

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