横須賀市鴨居(斜面上偏心木のクレーンを利用した特殊伐採)
ロープクライミングとラフタークレーンによる伐採作業
横須賀市鴨居でのクレーンを利用した特殊伐採による偏心木伐採の事例です。
家屋の裏山にある擁壁上の山林から伸びている偏心木の伐採依頼を承りました。
施業前

家に覆い被さるように高木が生えており、風の日などはかなり揺れるため家屋への倒木の危険を感じておられるとのことでした。また、隣地では実際に倒木事故も起きていたようです。

ご相談者様は山林の所有者様ではなかったため、改めて所有者様と打ち合わせの上作業内容を確定しました。
今回は隣に空き地があり斜面から平地への距離が近かったため、12tのラフタークレーンを活用する作業計画となりました。
また、この伐採エリアは「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されており、横須賀市県土木事務所への申請が必要であったため申請も当社で対応いたしました。
隣の空き地にクレーン車と伐採ごみ搬出用のダンプトラックを設置。クレーンのアームが届く範囲はクレーンで吊り切りをし、アームが届かない場所は樹上作業で対応いたしました。
作業中

まずはクレーンのアームの侵入を邪魔しそうな枝を人力で伐採して隙間を作ります。
次にクレーンのジブにスリングで枝や幹を繋ぎ、その下で枝を切り離しクレーンで吊って空中を移動する作業となります。

下記の動画はクレーン作業の様子です。
下記は人力での樹上作業の例です。
クレーンで吊る場合は吊った木をそのまま空き地におろし、直接トラックに積み込めるため作業効率はかなり良いです。直接吊り切りできない木は斜面に一旦伐採ごみを溜めて、モッコやフレコンパックを利用してクレーンでダンプにおろします。


樹上作業も大変ですが、斜面での仕分け作業も危険で過酷です。
作業後


伐採木は総計13本(そのほか草刈や除伐も含む)。クレーン車の出動は3日間、作業者は一日あたり3〜4人で7日ほどの作業となりました。真夏での作業でしたが熱中症や怪我もなく、無事故で対応できました。
(2025年8月)
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